テンピュール枕の特徴

枕で肩こり度も変わる

 

肩こりに悩んでいる人はかなり多くなっていますが、肩こりの人にとって枕はかなり影響のあるアイテムとなっています。実際に枕の種類によっては朝起きた時の気分がかなり違うものです。

 

ここでも首に負担がかかるのはどんな枕なのかをもう少し説明しておきましょう。

  • 枕には現在いろいろな種類がありますが、何らかの不都合が出る枕に共通しているのは「枕と頭がフィットしていない」という点のようです。
  • 例えばホテルなどに宿泊した時に経験したことがあると思うのですが、頭が包み込まれるふんわりした感覚のフェザー枕は実に気持ちがいいのですが、実は問題になる部分もあります。
  • それは、頭が下に次第に落ちていき、たとえ一定のところで止まっても首を支える部分があまり無いことです。前述の通り枕の機能で大切なのは首を支える部分があるということで、睡眠中であっても、頭部を守ろうとする機能が働き続けるので、頭部を不安定にさせるような柔らかい枕だと、首や肩周辺の筋肉は頭部を安定させようとするために常に力を入れた収縮状態となり、常に眠りが浅くなって疲労もとれずに肩こりも感じる結果的になるわけです。
  • 逆に、高さのある枕で眠って首が痛くなった経験もあるはずで、これは枕の高さが首に負担をかける状態だったと想定されます。高さのある枕を使用すると、寝始めは首の後面が伸びて気持ちいいものですが、頭部が前傾した状態で直立姿勢でいえば頭だけを下げた姿勢となるので、徐々に呼吸が苦しくなっていきます。脳を休める必要がある睡眠時にはこれは不適切で、結果として、首や肩周辺の筋肉が緊張して、柔らかい枕の時と同様に、眠りが浅く、寝返りも増えて、起床時にはかなりの疲労感が残ってしまうことになります。枕選びはこのように案外シビアで、肩こりの原因を枕が作っていることが多いのです。